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原作・東野圭吾のお祝いメッセージにキャスト陣も感動
「祈りの幕が下りる時」大ヒット御礼舞台挨拶

2018年02月04日

「祈りの幕が下りる時」大ヒット御礼舞台挨拶

<左から、桜田ひよりさん、松嶋菜々子さん、阿部寛さん、溝端淳平さん、福澤克雄監督>

東野圭吾のベストセラーシリーズを原作に、2010年の連続ドラマに始まり、スペシャルドラマ、映画と作品を積み重ねてきた「新参者」シリーズの最新作にして完結編となる映画「祈りの幕が下りる時」。
1月27日に全国公開を迎えた本作は、週末動員ランキング1位、ぴあ映画初日満足度1位(1/27ぴあ調べ)、初日満足度ランキング第1位(1/29 Filmarks調べ)を獲得し、好調なスタートを切りました。
この度、大ヒットを記念し、TOHOシネマズ スカラ座にて御礼舞台挨拶を実施。
イベントには主演の阿部寛さんをはじめ、松嶋菜々子さん、溝端淳平さん、桜田ひよりさん、福澤克雄監督が登壇し、本作の反響を中心にトークが繰り広げられました。
原作者・東野圭吾さんのお祝いメッセージも届き、大盛り上がりとなった本イベントの様子を詳しくレポートします。


キャスト陣が観客とハイタッチをしながら登場!!


MC:本作は週末動員ランキング1位をはじめ、様々なランキングで1位を獲得するなど、高い評価を得ています。これだけの評価をいただいていることについて、お気持ちをお聞かせください。

阿部寛さん(加賀恭一郎役)

今聞いてビックリしました。今日、たくさんのお客様に来ていただいているこの光景を見て、改めて実感しています。ハッキリとした数字を聞いたのは初めてだったので驚きました。本当に嬉しいです。
松嶋菜々子さん(浅居博美役)

近しい人には、「いつ撮っていたの?」と驚かれ、作品について「すごく良かった」と言ってもらっています。
溝端淳平さん(松宮脩平役)

今日会場に入った瞬間に感じた皆さんの熱気が、映画の反響を物語っているなと感じました。僕の周りの多くの人が作品を観てくれていて、みんな興奮気味に感想を言ってくださりました。自分でも「素晴らしい作品だな」と思っており、いろんな宣伝番組でも言っていたのですが、「蓋を開けてみないと反応は分からないな...」と少し不安に思っていました。ですが、満足度が96.5%ですか! 本当にありがとうございます。
桜田ひよりさん(浅居博美役・14歳)

公開初日から、祖父や祖母が映画を観てくれて、「感動したよ」という声が届きました。すごく嬉しかったです。
福澤克雄監督

とても嬉しいです。もっと周囲の人に「良かった」と言ってほしいですね。そして、もっともっと劇場に人が入ってほしいです (笑)。あまり、私の元には反響が届いていないんですよ。撮影スタッフのところには反響が届いているらしいのですが...。なので、作品を観た方に会ったら「どうだった?」って必ず聞くんです(笑)。

MC:さて、映画の大ヒットを祝しまして、東野圭吾先生から次のようなメッセージをもらいました。

『本日は多くのお客様に来ていただいているだろうと予想しています。誠にありがたいことです。「新参者」シリーズでは親子の絆ばかりを描いてきました。人生にとって最も大切なものの一つだと信じているからです。この完結編をこのような素晴らしい映画にしていただけたことに心から感謝します。60年前の本日、2月4日に私を産んでくれた、今は亡き母にこの映画を捧げたいと思います。 東野圭吾』

MC:本日は東野先生の還暦のお誕生日ということでございます。おめでとうございます。先生のメッセージ、いかがでした?

阿部さん:
まず、東野先生が60歳だということに驚きました。つい最近お会いしましたが、本当に若々しいですし、ビックリですね。東野先生からは、今回もお手紙をいただきました。前作「麒麟の翼 ~劇場版・新参者~」の公開の時も、初日に客席でご覧になっていただいていますし、自分の作品にすごく責任を持ってくださっていて、すごく嬉しいです。今回の作品もすごく喜んでくださいました。

松嶋さん:
亡くなられたお母様に捧げるというのが、本当にジーンときますね。お誕生日って自分のためでもあるんですが、頑張って産んでくれたお母さんの記念日でもあるんですよね。私も子どもを産んでからは、お誕生日という概念が変わりました。東野先生の「お母さんに捧げる」という言葉は、胸に迫るものがありますね。

溝端さん:
「お母さんに捧げる」という想いがある方じゃないと、こういう素晴らしい作品は書けないんじゃないかなと思います。あと、東野先生は本当に60歳に見えないです。40代ぐらいに見えますよね?

阿部さん:
それは言い過ぎだ(笑)。 (観客:笑)

MC:「お母様に捧げる」というところは、加賀恭一郎とつながる部分がありますね。

阿部さん:
このシリーズではいつも「家族の絆」というものが大事に書かれているんです。今回は、その絆の中でも断ち切れないものを厳しく描いています。ですが、観た方に温かいものが残るのは、先生のお母さんへの気持ちや、ご家族への気持ちが作品に込められているからだと思います。

MC:桜田さんは、松嶋さん演じる博美の幼少期を演じられました。その演技に泣かされた方も多いと思います。桜田さんの演技を観ていかがでしたか?

阿部さん:
トンネルのシーンは名シーンだなと思いましたね。僕はすごく感動しました。

松嶋さん:
特に役について桜田さんと打ち合わせをしたわけではないですが、同じ台本を読んで、ああいう風にリレーをして(博美の物語が)でき上がりました。(桜田さんが)弱冠中学三年生ということを先ほど聞いて、彼女の感受性というか、台本から読み取る感覚がすごいなと思いました。これからが楽しみな女優さんですね。

桜田さん:
ありがとうございます!

溝端さん:
彼女が泣くシーンは本当に天才的だなと思いました。映画を観終わった後に、阿部さんと「桜田さんのあのシーンは本当に素晴らしかった!」と、熱く語り合いました。

阿部さん:
観終わった後、「あの子誰?」と言っていたもんね。

溝端さん:
「あの少女、すごいですよね」と話していました。あのシーンは衝撃的でしたね。

松嶋さん:
今日、マスコミの方が取材に入っているので、ネタバレになりそうで詳しく話せずすみません(笑)。彼女はセリフがなくても、そこがどういうシーンなのかを見せ、自身の中から出てくる想いや表現―そういう細かい機微みたいなものが表現できる方だと驚きました。

福澤監督:
僕としては、あそこは絶対にハズしちゃいけないシーンだったんです。ああいうシーンは、どんなに監督の僕が演出しても作れるものではなく、とにかく役者さん次第なんです。なので、とにかくオーディションですよ。何百人もの女の子の中から、このシーンを演じられる桜田さんを探し出しました。(会った時に)ズシンと胸にきて、プロデューサーたちも全員「OK、この子だ」ということでやってもらいました。そしたらホームランを打ってくれました(笑)。

桜田さん:
面と向かって言われると、すごく照れます。すみません、ニヤケが止まらなくて...。すごく嬉しいです! ありがとうございます。今までも暗い役が多かったんですが、今回はズバぬけて精神的にきついシーンがあったので、そこは精神面を強化して挑みました。強い気持ちを持って頑張りました。

ここで、会場の観客とキャスト・監督陣によるQ&Aを実施。

Q1:共演者の方から観た阿部さんの意外な一面はありますか?

溝端さん:
意外なところも見つけられないぐらい長くお付き合いさせてもらっているのですが、この間、一緒にインタビューを受けた時に、「新たに挑戦したいことは何ですか?」という質問があったんです。その質問に対して阿部さんが「インド映画に出たい」と答えていました(笑)。「ダンスを踊れないことが自分は嫌だ」「真剣にダンスを踊ってボリウッドに挑戦したい」と答えられていたのがものすごく意外でした。

阿部さん:
インド映画っていいなって思うんですよね。あのテンションって中々ないじゃないですか。お祭り気分ですごくいいなと思うんです。ダンスはものすごく下手なのですが、あの異常なテンションに挑戦してみたいですね。

MC:阿部さんがインド映画に出るというのは、皆さんどうですか?

松嶋さん:
目に浮かびますね。

桜田さん:
ピッタリだと思います!

福澤監督:
雰囲気的にバッチリだと思いますよ。ぜひやってもらいたいと思います。

阿部さん:
本当にオファーを待っています(笑)。

Q2:「新参者」として新しく挑戦したいことはありますか?

阿部さん:
僕はインド映画です。 (観客:笑)

溝端さん:
僕も阿部さんが出られるならインド映画に出てみたいです!

桜田さん:
私は今年、高校生になるので、もっと幅広い役ができるようになりたいです。インド人もやってみたいです!

松嶋さん:
では、私も出るしかないですね。インド映画は部屋で流しているだけで、ハッピーになりますよね。

阿部さん:
すごいパワーがあるし、本当に幸せな気持ちになれるんですよ!

MC:ぜひこの映画を観てからにしてください(笑)。ここで、大ヒットを記念しまして、大きなくす玉をご用意いたしました。阿部さんの掛け声で、皆さんでくす玉を引いてお祝いをしたいと思います。

阿部さんの掛け声とともにくす玉が割れ、「大ヒット! 8年間ありがとう!!」の幕が! (観客:大きな拍手)

MC:みごとにくす玉が割れました! 新参者シリーズ8年間を振り返っていかがでしたか?

阿部さん:
自分の中ですごく大切な役で、この8年で僕の成長も、加賀恭一郎の成長と共にありました。今回一番最後の作品でこういう良い結果を出せていることを幸せに思います。本当に今日はありがとうございます。今日はインド映画の宣伝じゃないですからね(笑)。この作品は、素晴らしい名シーンがいくつもあって、僕も非常に感動した作品でした。作品を観たときは横に溝端くんもいて、同じく感動を味わうことができて、すごく嬉しかったです。そして観終わった後、「ありがとうございます」と監督に抱きつきました。190cmの大柄な男同士の抱擁ですが(笑)。その瞬間を今も鮮明に覚えています。これからもどんどん、劇場に人が入ってくれると嬉しいですね。

MC:それでは最後に、阿部さんから締めのご挨拶をいただきます。

阿部さん:
今日、多くの方がこの映画を観に来てくださいまして、嬉しく思っています。今回でこのシリーズは最後になりますが、自分では感無量の作品に監督が仕上げてくださったと思っています。今日、ここにいる四名もそうですが、多くの共演者や、作品をここまで大きくしてくれた方々に感謝したいと思います。ぜひ皆さん、この映画を応援してください。今、すごくいい成績なので、もっと、もっと、もっと、もっといきたいです(笑)。よろしくお願いします。今日はありがとうございました!

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