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北川景子×ホラー映画の名匠中田秀夫監督
「スマホを落としただけなのに」完成披露試写会

2018年10月08日

「スマホを落としただけなのに」完成披露試写会

<左から中田秀夫監督、千葉雄大さん、北川景子さん、田中圭さん、成田凌さん>


スマホ社会に潜む恐怖を描いた新人作家・志駕晃によるデビュー作を実写化した「スマホを落としただけなのに」の完成披露試写会を10月8日、東京・霞が関のイイノホールで開催し、主演の北川景子さん、共演する千葉雄大さん、成田凌さん、田中圭さん、中田秀夫監督が出席しました。
ステージ上の巨大スマホの画面から登場した登壇者の皆さん。舞台挨拶では撮影中のエピソードに加えて、それぞれの役柄が「秘密を抱えている」という設定にちなみ、「今だから言える秘密」を告白! また「スマホを落としそうなのは誰?」をテーマに、豪華キャスト陣のトークが白熱しました。予想外の結末に、会場が大盛り上がりとなった当日の模様をレポートいたします。


ステージ上の巨大スマホ画面から登場

北川景子さん(稲葉麻美役)

この映画は今年の夏に撮影をして、あっという間にこうしてお客様に観ていただきます。皆さんがどんな感想を持たれるのか、今からとってもドキドキ、緊張しながらも楽しみにしています。今日は映画の見どころなど、たくさんお話しできればと思っております。最後までお付き合いください。よろしくお願いいたします。
千葉雄大さん(加賀谷学役)

今日は短い時間ですが、楽しいお話ができればいいなと思います。皆さん楽しんで帰ってください。
成田 凌さん(浦野善治役)

すみません、ちょっと袖が長くて...。後でお母さんに怒られる(笑)。今日は短い時間ですが、楽しんでいってください。
田中 圭さん(富田誠役)

僕がスマホを落としたせいで、こんなすてきな彼女(北川さん)をさんざんな目に遭わせてしまうのですが、僕がスマホを落とさなければ、物語が始まらないので、許してください。今日は最後まで楽しんでいってください。
中田秀夫監督

この映画ですが、一年前にお話をいただいて、完成したのが先月の半ばという、出来たてホヤホヤの映画です。今日は皆さんにしっかりと楽しんでいただければなと思います。

MC:まずは北川さん、全国公開まで一カ月を切りましたが、今の心境はいかがでしょうか?

北川さん:
そうですね、撮影が今年の夏だったので、あっという間にこの日を迎えてしまったという感じです。映画自体も一言でミステリーとか、ホラーとか、サスペンスとか、ラブとかで説明ができる映画ではないので、ご覧になった皆さんがどういう印象をお持ちになるのか、今から気になっています。

MC:怖いだけの映画ではない、ということですね。

北川さん:
はい、ラブです! ラブで始まって、怖い出来事があり、最後はやっぱりラブかな...という感じですね。

MC:中田監督とは初めてのお仕事でしたが、いかがでしたか?

北川さん:
ホラー映画をたくさん撮っていらっしゃる監督というイメージがありました。この作品もストーリーそのものには緊張感があるんですが、現場がすごく和やかで、監督もソフトな方なので、まるで「楽しい映画を撮っているような雰囲気」でした。お芝居については「あと一割、驚きを増やして」「二割、恐怖心を足して」と数字で演出される監督さんだったので、すごく新鮮で、やりやすかったです。

MC:恋人がスマホを落としたせいで、徐々に追い詰められる役どころですが、どんな点を意識しましたか?

北川さん:
私が演じた主人公は、とある秘密を抱えていて、過去のことを恋人や周りの友だちにちゃんと話さず過ごしています。だから、「秘密がバレたらどうしよう」という緊張感や不安な気持ちをずっと抱えていることをとても意識して演じていました。そこが難しかったですね。

MC:連続殺人事件を追う刑事を演じた千葉さんは、どんな点を意識しましたか?

千葉さん:
そうですね、シリアスな展開の中にも、序盤はマイルドな雰囲気で登場するんです。そのとき、監督が「やっちゃってください」と言ってくださったので、「じゃあ、やっちゃおう」と、楽しい感じでスタートしました。なので、とてもメリハリのある役だったなぁと思います。

MC:具体的に「やっちゃおう」というのは?

千葉さん:
自分を解放して、ギャーギャー騒いで登場するという...。

北川さん:
振り切ったお芝居でしたよね。

MC:完成した作品を観て、どんな感想をお持ちですか?

千葉さん:
北川さんもおっしゃっていたように、ラブの部分もあって、すてきなお話ですよね。

MC:成田さんはインターネット・セキュリティの専門家という役どころでしたが、どのように役作りをされましたか?

成田さん:
うーん、衣装にはたくさんこだわった部分がありました。ほかに大変だったことは...僕、芝居中に一度、千葉くんによだれをたらしちゃって(笑)、「ゴメンねっ」て思っています。なんかこう...二人で倒れ込んで、千葉くんが下で、僕が上になったんです。その時に赤ちゃんのグーくらいのよだれがたれてしまったんです。それでも、お芝居を最後まで続けてくれたので「ありがたいな」と感謝しています。ゴメンなさい。

MC:千葉さん、覚えていますか?

千葉さん:
はい、もちろん、覚えています。もう、濃密なラブシーンだったなって(笑)。

北川さん:
ド深夜の撮影だったよね。

MC:続いて、麻美の恋人を演じた田中さんは、お芝居で気をつけた点、意識した点はどんなところでしたか?

田中さん:
カップル役だったので、雰囲気は二人で作っていかないといけないなと思いました。ただ、カップルですが、僕はよだれを出さないように気をつけました!

MC:中田監督には、完成した作品の注目してほしいポイントを教えていただければと思います。

中田監督:
やっぱり、皆さんがおっしゃるように、ラブの部分ですね。予告編ではそういう部分が感じられないかもしれませんが...、ラブですね(笑)。怖い描写を求められているのは分かるんですが、僕が一番好きなシーンは、北川さんと田中さんが、誠の家で仲直りをするシーンですね。二人がアイデアを出してくれて...これ以上は言えませんが、すっごくいいんですよ! すっごくいいし、うらやましい(笑)。どこがうらやましいと思ったかは、観てもらえばすぐに分かると思います。北川さんの生の表情も観られるので、そこも楽しみにしてください。

田中さん:
あのシーンって、実は台本に「仲直りのキスをする」って書いてあったんです。でも、景子ちゃんが「したくない」って(笑)。

北川さん:
いやいやいや!

田中さん:
僕も「さすがにここは」という思いから...でも、彼氏なので機嫌を取ろうと必死にキスしようとするんですが、キスをさせてくれない...。

中田監督:
(キスを避けようと)ちょっとのけぞる感じがね。

北川さん:
「したくない」というのは語弊がありますよ。役柄上ですからね。まだ、映画の序盤だったので、「もうちょっと小出しにしたほうがいいんじゃないか」と思ったんですよ。

田中さん:
あっ、そういうことなのか?

北川さん:
そうですよ。

田中さん:
麻美はまだ怒っているから、したくないのかと思いました。

北川さん:
それもありますよ。

MC:さて、この映画の中では、いろいろな秘密が暴露されていきます。そこで今日は皆さんに「今だから言える秘密」を教えていただければと思っております。田中さんからお願いしてもいいですか?

田中さん:
そうですね、今だから言えるといえば、秘密かどうかちょっと分からないですが、撮影の最終日に、景子ちゃんが突然、「ずっと思っていたことがあるんですが、田中さんって、右足重心ですよね」って(笑)。

北川さん:
あっ! 思い出した。

田中さん:
本当に最後の最後のタイミングに言われたから「えっ? あっ、そうっすか」って(笑)。でも、言われてから、左足重心に過ごしています。

北川さん:
なんか、整体の話になったときに、体の左右のバランスがちゃんとしていないといけないなと思って...言ったんです。

田中さん:
あぁ、「右足重心だから気をつけな」ってことね! でも、整体の話から結構時間が経っていたから、話題が僕の中でつながらなかったんですよね。

北川さん:
その時、ふと思い出しまして...。

MC:成田さんはいかがですか?

成田さん:
秘密ですか? 僕、美容室に千葉雄大さんの写真を持って行ったことがあります。

一同:
えっ!?

成田さん:
何だか、恥ずかしいです。

千葉さん:
恥ずかしいって何だよ! ちょっと語弊ありません?

成田さん:
いや、高校生のときに「あっ、この髪型いいな」と思って、大宮の美容室に写真を持って行ったんです。

MC:千葉さんは以前、たくさんのヘアカタログ雑誌に載っていましたもんね。

千葉さん:
カリスマ読者モデルだったんで!

成田さん:
でも、髪質が悪すぎて、全然(千葉さんの)写真通りにはならなかったです。

千葉さん:
その話は初めて聞いたので、嬉しいです。今後もマネしてくださいね。今はこんな感じだよ。

成田さん:
カッコいい!

MC:そんな千葉さんは、どんな秘密がありますか?

千葉さん:
北川さんとは以前にも共演していたんですが、今回久しぶりに現場でお会いしたときに、「久しぶり」って北川さんがハグをしてくれたんですよ。

北川さん:
えっ、そんなこと...。あっ! 思い出した、思い出した!

千葉さん:
それがすごく嬉しかったです。内心では思春期に戻ったように、ドキドキしちゃっていました。

北川さん:
遊園地のシーンだ。あのときは、追い詰められていて、極限状態のお芝居をしていたので、久しぶりに知っている人(千葉さん)に会えて、すごく安心して嬉しかったんです。まるでオアシスのようで、心が救われました。

千葉さん:
僕も安心しました。僕にとっては、北川さんがオアシスでした。

MC:では、北川さん、いかがでしょうか?

北川さん:
えー、秘密? 今回、お芝居をしていて、「成田さんってすっごく目が大きいな」って思ったんです。私が恐怖におののいて目を見開くシーンで、監督から「もう五割増しで目を大きく」って言われたんですが、私としては限界だったんです。でも、成田くんを見ていたら、すっごく目が開いていたんです。「あっ、こんなに人って目が開くんだ」って思って(笑)、ずっと観察していたんですよ。

成田さん:
なんか、すごく表情筋が動くんです。

MC:北川さんは共演者の観察が鋭いですね!

北川さん:
すっごく近くで、成田くんの目を見るシーンがあって、私も負けないくらい開かないといけないんですが、全然負けていました。

MC:そうは言っても、「まばたきをしない」といえば、北川さんじゃないですか? (10月6日に放送された)「オールスター感謝祭'18」で北川さんは、四分間もまばたきをしなかったんですよ。目を見開くといえば、北川さんだと思うんですが。

北川さん:
だって、あれは半開きでしたもん(笑)。いっぱい開いていたら、四分間は無理だったと思います。あのときは、実況に背中を押されて「これはやらないといけないのかな」と頑張りました。頑張れば、人間は成し遂げられるんだなって思いました!

MC:それでは、皆さんには印象で決めていただきたいんですが、この中で「スマホを落としそうな人」は誰でしょうか?

北川さん、千葉さん、田中さん、中田監督の四人が、成田さんを指す。

北川さん:
成田くんだと思う。あまりスマホに執着がなさそうで、落としそうかなって思いました。(落としても)飄々としていそうな気がする。

千葉さん:
落としたときの姿が想像できるというか、「あっ、やべえ、ねえ」みたいな(笑)。

成田さん:
それは間違いないかもしれないです。僕も僕を選んでもいいかなって思うくらいです。

MC:実際に、スマホを落としたことは?

成田さん:
記憶にはないですが、(落としたことは)あるんだろうなって思います。

北川さん:
あんまり、こう、物事にとらわれずに生きているように見えますよね。

田中さん:
でも、一番やばいのは、二年に一回は落とすって言っている千葉雄大だと思います!

北川さん:
えっ!?

千葉さん:
僕、落とすんですよ。

田中さん:
しかも、ドヤ顔で「二年に一回は落とすんですよ」って言うから。

千葉さん:
でも、ちゃんと戻ってきます! 僕はタクシーに忘れることが多いですね。スマホの位置情報で調べたら、タクシー会社の営業所にあったりして...。で、スマホが戻ってきて「おかえり~」って(笑)。これからは首からぶら下げようと思います。

MC:それでは、最後に北川さんからご挨拶をいただきます。

北川さん:
これからご覧になるということで、詳しい内容はお話できませんが、映画を観終わった後に、「自分のスマホの使い方を見直してみようかな」と思っていただけると思います。SNSが登場して、人間同士の関係が希薄になってしまったのかなと思っていたんですが、私は映画を観て、人と人の絆はやっぱり「心でつながっているんだな」と思いました。皆さんにも同じように思っていただけると嬉しいなと思います。この映画は、1時間56分になっております。ぜひ"まばたき"をせず、ご覧になってください! 

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