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東野圭吾×木村拓哉×長澤まさみ
本年の幕開けを飾る絢爛豪華な話題作が遂に公開!
「マスカレード・ホテル」初日舞台挨拶

2019年01月18日

「マスカレード・ホテル」初日舞台挨拶

<左から、鈴木雅之監督、小日向文世さん、長澤まさみさん、渡部篤郎さん>


東野圭吾の人気小説を日本映画界を代表する俳優陣を集結して映画化した「マスカレード・ホテル」が1月18日、ついに公開! これを記念し、東京・日比谷のTOHOシネマズ 日比谷にて主演の木村拓哉さん、長澤まさみさん、小日向文世さん、渡部篤郎さん、鈴木雅之監督による舞台挨拶が開催されました。 本作で初の刑事役を演じた木村さんが次に演じるのは...? という質問に共演陣からは意外な回答が! こちらの舞台挨拶の模様をレポートいたします。


木村拓哉さん(新田浩介役)
本日1月18日、この「マスカレード・ホテル」をご覧いただいた"お客様"の皆様、本当にありがとうございました。
長澤まさみさん(山岸尚美役)

一昨年の秋に撮影をして、やっと皆さんに観ていただける日をこうして迎えられて、とても嬉しい気持ちでいっぱいです。
小日向文世さん(能勢役)

初日にありがとうございました。一回じゃ物足りないというか、何度観ても見ごたえのある作品になっております。何度も足を運んで、お友達にも宣伝をお願いいたします!
渡部篤郎さん(稲垣役)

撮影は一昨年の秋だったので、すっかりいろんなことを忘れております。
鈴木雅之監督

初日というのはいつも緊張するんですが、皆さんが笑顔でいらっしゃるようで少し安心しました。本日は平日なのにありがとうございました。

MC:木村さん、ようやく初日を迎えての心境はいかがですか?

木村さん:
公開初日というこの日を迎えて、実際にお客様に作品を観ていただいて、そのスクリーンの前に僕たちが立っている、この現実が非常に嬉しいです。撮影は一年半前ですが、監督、共演者、関係者の皆さんと、またこうして再会して、今日を迎えられて幸せです。

MC:今回は、本当に豪華なキャストの皆さんの中で主演を務められていかがでしたか?

木村さん:
僕は常に監督が求める「OKテイク」に向けて共演者の方と一緒に作業をしただけです。作業をしている最中はやるべきことに集中していたので、まとまった一本の映画として拝見した後に、「こんなにも"ガチ盛り"の作品なんだな」と客観視ができました。こんなに豪華な作品になっているんだっていうことと、皆さんに参加していただいて本当にありがたいなという気持ちでいっぱいでした。

MC:長澤さんは初日を迎えていかがですか?

長澤さん:
そうですね。たくさんの方に早く観ていただきたいという気持ちでいたので、より多くの方に映画館に足を運んでいただけたらなと思います。

MC:木村さんは、洞察力の鋭い刑事役でしたが、撮影、プロモーション中に素顔が面白いと気づいた人はいましたか?

木村さん:
暴露トークになっちゃうのであまりよろしくないのですが...(苦笑)。大先輩でもある小日向さんは、今もスーツの中に忍ばせていると思うんですが...常にご自身の携帯電話をお持ちになっていまして、隙あらば写真を撮っています。

小日向さん:
あはははは。

MC:完成披露試写会のときも写真を...。

木村さん:
幕が上がる前に「写真撮ろう」って言っていらして、撮影をしていました。今日は、さすがに初日なのでそういうことはなかったですね。小日向さんはいろんな作品に出演されているので、いろんな作品と今回の作品がごっちゃになっています。

MC:天真爛漫な小日向さんを皆さんが楽しんでいる感じがしますが。

木村さん:
長澤さんと小日向さんは、僕が聞いていて苦しくないくらいの"タメ口"で長澤さんが「そうじゃないよー」とか言っていましたね。

MC:長澤さんは先ほど小日向さんに「小日向さんは小日向さんのままでいいよ」とおっしゃっていましたね。

長澤さん:
写真も松(たか子)さんと木村さんと小日向さんと四人で撮ったんですが、その写真は携帯のロック画面にしました!

小日向さん:
映画の話と関係ないじゃないですか! 僕の話はもういいですよ。基本は「記念になるな」と思って撮るんですよ。木村さんとは「HERO」のときに一緒で、「HERO」のときは、木村くんの写真を撮るのが冒険だったので、ついつい撮っちゃうというか、癖になっていますね(笑)。

MC:今回は二人の間に距離のある役柄でした。

小日向さん:
「HERO」のときはずっと僕は事務官でしたが、今回は"相棒"という設定だったので、初めて木村くんとそういう関係の役ができて新鮮でした!

MC:渡部さんも、この映画では木村さんと...。

渡部さん:
僕はいいからさ(笑)。

MC:木村さんは渡部さんの意外な部分などありましたか?

木村さん:
ドラマでご一緒させていただいた時から、ずっと"いい兄貴的な存在"で接してくださいます。撮影中「結構、これは意外だな」と思ったのが、ロケ現場近くの国道沿いのチェーン店とかに、「ここ木村くん、おいしそうじゃない?ここにしようか?」って、普通に入ってオーダーするんです。「いや、渡部篤郎ですけれど大丈夫ですか?」って言いたくなるようなくらい、普通に入っていくんですよね。「○時間で戻れば大丈夫だよね?」って、一緒に食事をしましたが、本番以外はものすごくニュートラルな方です。

渡部さん:
そうだよね、ダメだよね? 拓哉くんを連れていっちゃダメだよね。だいたい僕は普段からそうやってご飯に行くので「どう?」って誘っちゃったけれど、今思えばそうだね、拓哉くんを連れていっちゃダメだよね、ごめんごめん。

木村さん:
いやいや、僕は全然大丈夫です!

渡部さん:
僕はいいけれど、拓哉くんを連れていっちゃダメだよね(苦笑)。

木村さん:
いやいや、そういうところ大好きです。

MC:お店の人が一番びっくりしたんじゃ...?

木村さん:
都内から若干離れたロケ先なので...。

渡部さん:
「似てんじゃない?」って感じで...。

木村さん:
似ている人たちって感じですね。僕も髪型が刈り上げの"七・三分け"のホテルマンなので、「似てんな、コイツ」みたいな感じで終わったかと思います。

MC:騒ぎにはならず?

木村さん:
はい、すごくおいしいご飯をごちそうしていただきました。

MC:かっこいい兄貴分ですね。

木村さん:
昔からずっとそうです。

MC:木村さんはこれまで、総理、天才外科医など様々な役を演じてこられましたが、本作では初の刑事役でした。皆さんが、木村さんに「次はこんな職業を演じてほしい」と思う職業は何ですか?

長澤さん:
職業ですか? キャラクターじゃなく? キャラクターでもいいですか? 悪い役が見たいです。(会場:拍手) なんか、どこか木村さんってスーパーマンみたいな、何でもできちゃう印象があるので、逆を行くのが面白そうだなって思います。全然いいところがない悪い男とか面白いかなって思います。いい人じゃダメなんですよ! とことん悪くないと。

木村さん:
結構、長澤さんの中にいろんなプロデュース案があるらしく(笑)、今は「いいところがないキャラ」と言っていますが、撮影中は「NHKの朝の連続テレビ小説に出てくる"死んでしまったお父さん"をやるべきです」って(笑)。

長澤さん:
ヒロインが行きづまった時に出てくるんですよ!

木村さん:
回想シーンでね。「それを木村さんがやるべきです」って、"山岸尚美"のまま手をしっかり組んで真っ直ぐに言われた時は「本当にやるべきかな」と思いました。

MC:いろんなプロデュース案が長澤さんの中にあるんですね?

長澤さん:
はい!

MC:続いて小日向さんはいかがですか?

小日向さん:
僕はね、真面目に考えてきたんですよ。

長澤さん:
私が真面目に考えていないみたいじゃないですか!

小日向さん:
真面目というか具体的に考えたの。下町のものすごく人のいいお寿司屋さんで、慕われているんだけれど、月に一回だけ銀座の伝説の寿司屋でも寿司を握っている職人さん。伝説の寿司屋の時は人当たりが悪くてもいいんだけれど、そのお店には、世界中から「ここの寿司を食べに行きたい!」という人が集まるの。...今思ったんだけれど、渡部さんは銀座の高級寿司店の職人で、僕は...回想シーンで修行中の木村くんに教える板長の師匠なんて、いいんじゃないですか? フジテレビでドラマ化できないかな。日本の寿司はすごいから、これはイケると思いますよ! 僕、お寿司屋さんのドラマをやりたいんですよ。

木村さん:
「僕がやりたい」?(笑)

小日向さん:
まさみちゃんは...まあ、下町のお店でバイトをやっているおねえさん?

木村さん:
そこテキトーじゃないですか(笑)?

MC:渡部さんはいかがですか?

渡部さん:
もう、それでいいんじゃない(笑)。 

MC:監督はそれでいいですか?

鈴木監督:
もう言えないな。考えてきたんだけれど、今のでいいじゃん。

木村さん:
聞きたいです。

鈴木監督:
現代のIT社長なんだけれど、タイムスリップして大正時代に行っちゃうの。そこで、すっごくいじめられる役。大正時代じゃ何にもできないからね。どっちがいい?

MC:木村さんは、寿司職人とIT社長とどちらがいいですか?

木村さん:
プランが見えているのは寿司屋かな?

小日向さん:
寿司屋はばっちり髪を短くしてもらいますよ!

木村さん:
そこは「マスカレード」並みに...。

小日向さん:
いやもっと! 角刈りで!

木村さん:
それは要相談ですね(笑)。

MC:かなり具体的なプランですが、そんなところも小日向さんの魅力と言いましょうか...。

木村さん:
いろんなメディアが取材に入っているということが全く頭にないという...ちょっと怖いんですよ。

MC:これから映画をご覧になる皆様に見どころをお願いします。

鈴木監督:
これはミステリーですが、ホテルというところにやって来る、有象無象の変な奴らを、この舞台には並び切らない変な俳優陣が演じています。そこらへんをホテルの日常だと思って観ていただけるとありがたいです。

渡部さん:
とにかく、お客様に楽しんで観ていただくことだけを常に考えているのが俳優だと思っています。私は少しの期間でしたが、木村さんをはじめ、他の方々や監督もそういう思いを込めて作った作品だと思います。ぜひ楽しんで観ていただけたらと思います。

小日向さん:
出演者がものすごくたくさんいるので、一人一人追いかけるだけでも、一回じゃ観きれないと思います。スタジオにものすごく大きいホテルのフロントセットができていたときは、そのセットがすごく素晴らしくて、僕はずっとカメラで撮っていました。役者を追っちゃうとなかなかそれが見えないですから、何度か見てほしいです。本当にセットが素晴らしいので、ぜひ楽しみに観ていただければと思います。

長澤さん:
水と油のような関係性の新田浩介さんと山岸尚美が、どのように信頼関係を築いてバディになっていくかが見どころの一つになっていると思います。その先に、お互いに信頼し合った瞬間が出てきますが、それも楽しみにしていただければと思います。

客席から「もっと観たい!」と続編の映画化を望む声が上がる。小日向さんは木村さんにコソコソと何やら耳打ちを...。

木村さん:
(小日向さんに対して)「次も観たい」って声を普通に「何て言っているの?あれ」って...。原作の続編に「マスカレード・ナイト」(「マスカレード」シリーズ最新刊)とかあるじゃないですか、そういうことを言っていると思うんですが...(苦笑)。

MC:最後に木村さんからも見どころをお願いします。

木村さん:
大先輩たちが映画作りをされていた頃は、一本の作品にこうやって豪華なキャストが集結して一本の映画を作るってことはあったと思いますが、今は稀に見ることだと思います。こういう作品を皆さんに観ていただけるということがわかれば、次回も同じようにたくさんの魅力が詰まった作品を制作することが可能になると思います。それは、僕らの夢であり、実現させてくれるのは皆さんだと思います。ぜひその背中を皆さんで押していただければと思います。よろしくお願いいたします。

MC:本日ご来場の皆様にもメッセージをお願いいたします。

木村さん:
今日をもって「マスカレード・ホテル」は僕らのものから皆さんのものになります。じっくりと味わってください。今日は本当にありがとうございました。

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